私からのメッセージ

成功の反対は「行動しないこと」

私は、かつて治療家として悩んでいました。いま本を書き終えて改めて感じるのは、あのとき私が見ていたのは自分自身だけだったな、という思いです。

「自分自身」というのは、私を信頼して通って来られるたくさんの患者さん、また私の愛する家族、そして治療院自体も含めた「自分自身」です。

私は自分や患者さんや家族のために、治療家としてできる限りのことがしたい、その目的達成のためにジレンマに陥り、深く苦悩していたのだと思います。縁があって「リセット療法」に出会い、それまで磨いてきたカイロプラクティックの技を封印しました。現在は、その目的に大きく近づいている感触を実感しつつ、とても充実した日々を送っています。

そんな私がいま新たに心に描いているのは、私と同じように治療家として悩み、もがき、夢を実現しようと模索している素晴らしき仲間たちの姿です。

悩みのさなかにあるとき、私は苦しいのは自分だけかと思っていました。しかし学院の仕事を通じて、いかにたくさんの治療家の先生方が悩み、ジレンマに陥っているのかを知りました。私のケースは決してまれではなかったのです。それが、この本を書こうという強い動機になりました。

治療家の先生方はみなさん、世の中のお役に立ちたい、困っている人を助けてさしあげたい、心から喜んでもらえる価値ある仕事がしたい、そう考えてこの道に入ってきます。人間的に素晴らしい方ばかりです。また、高い技術をお持ちの先生もたくさんおられます。しかし、それがなぜ正当に活かされないのか、評価されないのか。残念でなりません。

私自身も経験があるのでわかりますが、悩みに押しつぶされていると自分自身がしだいにダメな存在のように思えてきます。積極的に経営努力をしようという気がなくなり、ますます行動が「億劫」になっていきます。

行動が億劫というのは、成功しない秘訣のようなものです。
「経営努力をすることは治療家としておかしい」と考えて何もしないのは、困っている患者さんを救いたい、感謝される仕事がしたいという気持ちと矛盾しないでしょうか。

「ことさら成功なんて意識して目指すことはない」と考えるのは、あなたの助けが必要な患者さんに断りを入れることにならないでしょうか。

行動は成功の始まりです。その向こうにこそ、より多くの患者さんを救える世界があるのだと思います。もしも全国の悩める治療家の先生方が真剣に行動し、成功を目指せば、どれだけ多くの患者さんが救われることになるのでしょう。

もちろん、治療家として描く夢は人それぞれです。自分色の成功でいいのだと思います。それが何色の成功であっても、それを手にするために行動し、達成に向かう。

治療家というのは、それができる素晴らしい職業のはずです。


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